LEGOロボット競技会ルール2014

2014年物理工学セミナー
LEGOロボット競技会ルール

2014年7月23日(水)14:40より工学部情報工学科棟1F多目的会議室において物理工学科LEGOロボット競技会を開催します.

見学自由ですので,学生達が作成したロボットの競技をご覧ください(出場ロボットの受付および展示は10:30から行う予定です).

過去の競技の様子はこちら(競技会の写真や動画があります.)

製作したロボットおよび競技会の写真,動画を学科ホームページに掲載する予定ですのであらかじめご了承下さい.

一般の方もご参加いただけます.
ご希望の方は松井正仁(matsui@phen.mie-u.ac.jp)まで

2014/07/22更新

 

競技名 The ピンポン玉出し2
ロボット
  1. レゴマインドストームズ RIS,レゴマインドストームズロボスポーツ,レゴマインドストームズエクストリームクリーチャー の各1セットに含まれる部品のみを使用する.
  2. 競技におけるRCXの動力源は電池とする.
  3. モーター,RCX,電池,およびレゴブロックの改造をしてはいけない.
  4. 瞬間接着剤およびテープなどを使い,本体の補強をしてはいけない.
  5. 競技開始時においてルールの規定に合う大きさであること.
  6. 競技に使用するプログラムは事前に用意した4つのプログラムの中から好きなものを選択できる.
  7. 競技会当日のエントリー終了後はプログラム,ロボットの変更は認めない (部品が脱落した際の復元のみ認める).
競技場
  1.  アクリルボード(917 x 917 x 2)8枚,コンパネボード(300 x 215 x 18),ピンポン玉,ペットボトルの蓋を使って図1に示すような競技場を設置する.
  2. アクリルボードは透明粘着テープ(Scotch,幅 18mm)を使用してつなぎ合わせる.
  3. コンパネボードは図2のように2枚重ね,透明粘着テープ(Scotch,幅 18mm)を全周に貼り,一体化する.
  4. コンパネボードをアクリルボード上に配置した後,外周を透明粘着テープ(Scotch,幅 18mm)で固定する(図3参照).
  5. ペットボトルの蓋の上に置いたピンポン玉を穴の中央部分に6個接するように設置する(ペットボトルの蓋はアクリルボードの上に置くだけで固定しない.図4参照).
予選
  1. スタートエリアにロボットを設置する(スタートエリアからはみ出してはいけない.).
  2. 競技に使用するプログラムは事前に用意した4つのプログラムの中から好きなものを選択できる.
  3. スタートの合図と同時に出発し,穴の中のピンポン球を外へ出す.
  4. 制限時間は2分.ただし,競技者の宣言で競技を終了できる.
  5. ロボットが競技場の外に出た場合(RCX全体が競技場の外に出た場合で空中も含む)はその時点で終了となる.
  6. 競技終了まで,ロボットに触れてはならない.
  7. 予選に限り1回だけ再挑戦できる.ただし,再挑戦した場合は2回目の得点をチームの得点とする.
  8. 競技順はエントリー順とする.
予選順位
  1. 競技終了時に穴から出ている(少しでも穴から横に出ていれば良い)ピンポン玉の数により,順位を決定する.
  2. 穴から出たピンポン玉は1点,2点エリア内を通過したピンポン玉は2点とする.但し,反対のスタートエリアの2点エリアを通過した場合は1点とする.
  3. 同点の場合は競技者の終了宣言までの時間で順位を決定する.
  4. 上位8チームを選抜し,トーナメント方式の決勝を行う.
決勝
  1. それぞれの陣地のスタートエリアに対戦するロボットを設置する(スタートエリアからはみ出してはいけない.予選順位上位チームがスタートエリアを選ぶ権利か,相手チームが設置した後にロボットを設置する権利のどちらかを選択する.).
  2. スタートの合図と同時に出発し,穴の中のピンポン球を外へ出す.
  3. 制限時間は2分.ただし,競技者の双方が競技終了を宣言した場合,そこで競技を終了する.ロボットが競技場の外に出た場合(RCX全体が競技場の外に出た場合で空中も含む)はその時点で終了となる.
  4. 競技終了まで,ロボットに触れてはならない.
  5. 勝利したチームが勝ち残り,優勝,準優勝および3位を決定する.
決勝勝敗
  1. 競技終了時に穴から出ているピンポン玉の数により勝ち残るチームを決定する.
  2. 穴から出たピンポン玉は1点,2点倍ポイントエリア内を通過したピンポン玉は2点とする.但し,自分が出した玉が相手の 自分 のスタートエリア側に出た場合は相手の点となる.相手の2点エリアに出た場合も相手の点となる.
  3. 同点の場合は後半戦の 最後にピンポン玉を出したチームの負けとする.
  4. 最後の得点が同時に見える場合は,再試合とする.
  5. 再試合の判断は審判が行う.
注意
競技場やルールの細目については,不備および不都合などがあれば変更するので,常時このページで確認すること.ルールに関する質問と回答を参照してください.

 

ルールに関する質問と回答

質問: 決勝の場合,相手のスタートエリア側に一旦出たピンポン球が自分側に戻ってきた場合には得点はどうなりますか?

回答: 競技終了時のピンポン球の位置で決まります.但し,2点エリアを通過したピンポン球は通過した時点で得点が決まります.

実験担当者

中村裕一(yn@phen.mie-u.ac.jp)・松井正仁(matsui@phen.mie-u.ac.jp)

 

arena1
図1 競技場

 

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図2 競技場全体写真

 

arena3
図3 コンパネボードの2個一体化
(貼り付け位置を明確にするためテープは黒色のものを利用. 実際はscotchの透明テープを使用する)

 

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図4 コンパネボードのアクリルボードへの固定
(貼り付け位置を明確にするためテープは黒色のものを利用. 実際はscotchの透明テープを使用する)

 

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図5 ピンポン玉の配置方法